「チェ・29歳の革命」を観た。
1958年からのゲリラ戦でバティスタ政権を倒すまでが縦糸になっているが、1964年の
国連での演説、1956年のカストロとの出会い、さらにはカストロにいよる最初の蜂起だった1953年7月26日(「M26」と呼ばれている)のエピソードも織り込まれて、時間を行き来しながら、ストーリーが展開されていた。
全体的に緊張感に満ちていて、ゲバラの人となりがよく伝わってくるように感じられた。
同時に、アメリカに代表される進んだ資本主義国が、貧しい第三世界の国々に犠牲を強いて「発展」を享受してきた、ということが再認識でした。
グローバリズム経済、新自由主義とその系譜は、体裁と名称をすり替えながら、現代の世界にまで連綿と続いているのだ、ということをあらためて考えた。
いま、世界はやはりゲバラを必要としているのだ。
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