2009年1月27日火曜日

葛西水族館






 26日、夕方の便で帰ってきたので出発までの間、葛西臨海公園水族館に行った。博物館や美術館は、月曜日が休館になっている施設が多い。水族館は水曜日が休みというところが多い。洒落だろうか?と思ったら動物園も水曜休園が多かった。
 そんなことはともかく、快晴の空が広がる月曜日、JR京葉線に乗って水族館に来てみた。
 この水族館には、マグロの回遊水槽があってクロマグロやキハダが高速で泳ぎ回っている。マグロは低速で泳ぐ時、胸びれを水平に伸ばして浮力を生じさせ安定させているが、高速で泳ぐ時は体に密着させるのだという。胸びれの付け根にはひれを収納する窪みがあって、ひれを体に密着させると体表面の突起がなくなり、高速での遊泳に適した状態になるのだそうだ。マグロが急旋回する時には普段、折りたたんでいる第一背びれが伸びて、安定を助けていることなどがわかった。
  考えていみると、マグロが泳いでいるところを見たのは初めてだった。今まで食材としてしか見ていなかったマグロの生物としての面白さに初めて触れた一日だった。
 気軽に立ち寄った葛西水族館だったけれど、思いがけず多くを学ぶことができた。

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