昨日、「ジンガロ」の公演を観てきた。
「バトゥータ」という演目。
言葉にできない世界が、そこにあった。疾走する馬。馬上で跳ね踊る人。馬の体臭や体温までが直に感じられるステージ。
ひとつひとつを取り出してみると「曲芸」と言えない訳ではないのだが、それらを貫いている糸は、「生命」あるいは「人生」を考えさせる。そんなステージである。
バックの演奏も素晴らしかった。それは、二つの楽団からなっていた。
「ファンファーレ・シュカール」はモルドヴァ地方のブラスバンド。
「タラフ・ドゥ・トランシルヴァニア」はトランシルバニア地方弦楽アンサンブル。
音楽とウマとヒトの調和が快い。
公演そのものを撮影できないことになっていたことが残念である。
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