2009年1月26日月曜日

ジンガロ



 昨日、「ジンガロ」の公演を観てきた。
 「バトゥータ」という演目。
 言葉にできない世界が、そこにあった。疾走する馬。馬上で跳ね踊る人。馬の体臭や体温までが直に感じられるステージ。
 ひとつひとつを取り出してみると「曲芸」と言えない訳ではないのだが、それらを貫いている糸は、「生命」あるいは「人生」を考えさせる。そんなステージである。

 バックの演奏も素晴らしかった。それは、二つの楽団からなっていた。
 「ファンファーレ・シュカール」はモルドヴァ地方のブラスバンド。
 「タラフ・ドゥ・トランシルヴァニア」はトランシルバニア地方弦楽アンサンブル。
  音楽とウマとヒトの調和が快い。

 公演そのものを撮影できないことになっていたことが残念である。

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