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2009年1月30日金曜日
月を見守る一つ星
斜里町立知床博物館で会議があり午後から峠を越える。
帰りは夕方になる。凍結した峠道をソロリソロリと超えた頃、西の空で、月と-4.5等の金星がごく近くに並んで輝いていた。
残念ながら高層雲がかかっていて、全体的にぼんやりとしていたけれど、それもまた味のうちだったかも知れない。
月と星が近くで並んでいると、どうして僕たちは見とれてしまうのだろう?
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しれとこ霧風庵日常
大地果てる所、知床で風のように暮らしている日常を記録しただけの、ささやかな日記
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霧野悠羅(きりのゆうら)
羅臼町, 北海道
海に出るといつも霧になる。 知り合いの船長に 「おまえは霧男だ」と言われた。 それでは、と開き直って 霧を友とし、風を恋人として 生きていくのだ。
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