よく故障する。肝心な時にドック入りしている。
走っている時うるさく、走行中の車内でクラシック音楽を聴くのはほぼ無理。
ヒーターが小さく寒い。
欠点だらけのクルマである。昨年は特に大きな故障が二度もあった。それでも手放せないのはなぜだろう?自分でもわからない。
「カッコイイですね」と褒められることが少なくない。だが、そんな言葉は、別に嬉しくない。他人に見せるために乗っているわけじゃないから。
キーシリンダーから配線を外し、新たに自分でハンダづけをしたコードをつなぐ。買ってきたスイッチに繋ぐ。電流を流すと間を置くことなく全電装が目覚める。
当たり前のことだけど、自分の手で直したことが嬉しいのだ。カッコ悪くてもいい。自分でできる範囲(ごくわずかだけど)は自分で修理できるクルマなのだ。良かったね。よかった、よかった。
今回はアクセサリーとスタータは問題がなかったので前のまま残っていが、これらもいつ故障するかわからない。しかし、いつでも対応できる知識も得た。時間はかかったけれど満足感は残った。
ただし、この故障箇所を突き止め、配線の種類を丁寧に教えてくれた陰のヒトがいる。彼の手助けとアドバイスがなければ、僕はサジを投げていたかもしれない。
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