2009年4月3日金曜日

進化と性格

 昨日に引き続き、好天。北側に高気圧があって風が冷たいが日差しは春に違いない。だが、風も弱く穏やかな一日である。
 年度始めの週末ということで、新任者の挨拶回りなどが錯綜して、落ち着かない一日であった。このまま週末に突入し、小中学校は来週から新学期がスタートするわけだ。
 この時期にいつも思うことだが、年度を終えてから新たな年度が始まるまでがあまりにも慌ただしい。もう少しゆとりがあれば、新年度の計画をジックリと練ることができるだろうと思うのだが。

 昨日、友人と話していて、人間の性(しょう)の話になった。血液型で性格を分類することを信奉しているヒトも多いが、それは、あまりに単純すぎるのではないか、というのである。血液型では、たった四つのタイプにしか分類できないわけで、無理矢理それに当てはめるのは乱暴すぎるように思う、というところから話が始まった。
  そこで、海と空と陸の三つの要素をどのような割合で持っているか、で性格を表せないだろうか、ということになったのだ。そもそもの発端はそれぞれの環境が生物をどう進化させるか、ということだった。
 つまり、海という環境は、重力の影響を浮力で相殺してしまうので生物を大型化させていく。反対に空は、重力に逆らって飛ぶために、極端な軽量化と簡素化を生物の形態に求めてくる。陸上は、一定の軽量化を求めると同時に大型化と小型化の相反する進化の方向を生物に要求する。
 このような事実から、人間の性格にも「海的な面」「空的な面」「陸的な面」という三つの側面があり、それぞれの割合でその人の性格や相性が表現できるのではないか、ということになったのだ。
 まあ、戯れ言に過ぎないのだけれど、ちょっと興味深い話になったので、記憶にとどめておこう、と考えたわけであります。

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