2009年5月11日月曜日

「コンカツ」批判 その後

 コンカツを揶揄する文を書いた。読んだ人で不愉快に感じた人がいたかも知れない。挑発的に書いたつもりだったから。
 コメントとしては、そのような批判は寄せられなかったけれど、ある妙齢の女性から、
「私も、結婚を考えているのだけれど男性と出会う機会がなかなかないので、真剣にコンカツしようと思っていました。」と言われた。
 だから、あのように批判されるのは不愉快です」とまでは言わなかったけれど、言外にそんな思いが滲んでいた。
 僕があれを書いた本意を理解してくれた上のことだったと思う。

 多くの人が、人生のある時期に(人によってまちまちだろうが)結婚を考えるものだろう。それは自然なことだ。だから結婚相手を探す活動を行うことは、何も不自然なことではない。どう考えても共感できないのは、次の(1)~(3)のような現象がみられるからだ。
(1)「世間的な一般論」で結婚の適齢というものが作られ、その年齢に近づいた人が、年齢を理由に結婚しなければならない、という考えを持ち始めること。
(2)マスコミやマスコミにすぐ乗せられる層の人々が、(1)の理由を増幅させて結婚相手を探す活動に「コンカツ」というラベルを貼って煽り、騒ぎ立てること。
(3)「コンカツ」に走る人々も、「結婚の条件」なるものを前面に出して、まるで就職先を探すかのように結婚相手を見つけようとする態度および行動に出ること。

 こんな不自然でつまらない観点と態度で相手を探そうとする態度を揶揄したわけなのである。
 自分の人生を誠実に生き、共に生きるパートナーを真面目に探し、自分の夢に向かって進んでいる人を冷やかしたものでは断じてないのでありますね。

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