2010年7月12日月曜日

飼いネコに手を咬まれる

 ネコは悪くない。昨日の夕方、買い物に行こうとして車に乗り込んだとき、外で遊んでいた我が家のネコ=ピョートル大帝が一緒に乗り込んできた。乗り込んだのは良いが、中まで入ってこようとしない。膝に乗ったかと思ったらすぐに開いた窓に乗った。窓の縁に乗っているから大丈夫だと思い、ドアを閉めた途端、これまで聞いたことのないような叫び声。この世のものとは思えない声だった。優美な長い尻尾がドアの上部に挟まったのだ。ドアを開きつつ尻尾で宙づりになるのを防ぐためネコの身体を支えた。その時に、彼は、思わず僕の左手に咬みついたのであろう。
 よほど痛かったらしく、上下四本の牙がすべて掌に食い込んでいた。
ペーチャ(「ピョートル」の愛称)の方は、大騒ぎした割にはほとんど怪我はなかったようである。安心した。

 僕の掌もそれほどの傷ではない。オキシドールで消毒し、抗生物質入りの軟膏を塗っておいた。それでもやはり動物による咬み傷はどうしても炎症を起こしてしまうらしい。腫れて熱を持ってきたので、病院へ行き、抗生物質を出してもらった。

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