「我が亡き後に洪水よ来たれ」
フランスのルイ15世の愛人ポンパドゥール夫人(Madame de Pompadour,)の言葉とされている。
湯水のようにお金を使って、あちこちに邸宅を建てさせ(現大統領官邸エリゼ宮は彼女の邸宅のひとつ)、やがて政治に関心の薄いルイ15世に代わって権勢を振るうようになる。ポンパドゥール夫人に推されて1758年外務大臣となったリベラル派のシュワズールは戦争大臣なども兼務し、およそ10年にわたって事実上の宰相となった。フランスの重農学派ケネーも彼女の主治医であった。ベッドの上でフランスの政治を牛耳った「影の実力者」といえる。(この部分Wikipediaより引用)
この大浪費がフランス革命の原因のひとつとなったと言われている。
これをいさめる忠告に対して、
「そんなこと私の知ったこっちゃないわ。大洪水(財政破綻)がくるなら、私が死んでからにしてヨ」 という意味でこう言ったと伝えられている。
事実、ルイ16世の時代になってフランス革命という大洪水がおきたわけだ。
反対論に耳を貸そうともせず原子力発電所の建設を強行した人々、その提灯持ちをした人々の心にはこの言葉があったに違いない。
最近では「持続可能な社会のため」などという偽装も見られる。
こんな人々に食い散らかされてはたまらない。
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