2011年3月25日金曜日

思い起こせ、マスコミの原点

福島第一原子力発電所の事故は、ついにスリーマイル島の事故を抜いてレベル6の事故に。
 世界第二位だ。
 「一番じゃなくてよかったネ」などとおちゃらけていられない。

もう、同じような話題を書きたくないのだが、こうも異常な状況に直面すると書かずにはいられない。
 というワケで
今夜も・・・・・。

 どこを見ても
 放射能の影響はほとんど無い。小さい。気にすることはない。という「解説」ばかりだ。でも、事故はまだ終わっていない。現在進行形なのだ。
 にもかかわらず、なぜ「安心無害」などと言えるだろう?
 これはもう、世論操作を狙っているとしか考えようがない。


それほど影響のないことなら、貴重な時間を割いて放送することもあるまい。
 災害から復旧しようとしている津波被災地のことをもっと伝えればいい。

 原子力発電所付近からの避難も必要なかろう。
この後、もっと悪いシナリオは予想されないのか。
 放射能のレベルが上昇したらどうするのか。
 危険をあらかじめ知らせて警鐘を鳴らすのがマスコミの責務ではないのか?

 似而非専門家の恣意的な「解説」で善良純朴な人々を騙し続けている現状は、国家権力による詐欺と言っても良いかも知れない。 
 理科嫌いのニンゲンを増やし、国民の科学への関心を低めてきた「効果」がいま表れているのかもしれない。

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