2011年6月10日金曜日

積乱雲に寄せて

 午後、竜巻注意情報が出され、雷も激しく鳴った。
 登山中に出会う雷は怖くて嫌だが、安全な場所で見たり聞いたりしている雷を、僕は実は結構好きだ。
 まあ、姑息だね。
でも、自然のもつエネルギーの壮大さが、よく伝わって来るじゃないか。

宮澤賢治先生も「農民芸術概論綱要」に
 「風とゆききし 雲からエネルギーをとれ」と書いておられる。

 どうせなら、このエネルギーで、この国の不浄な者たちを打ち砕いてほしい。
 アイツやアイツやアイツやアイツ。

 豊かな干潟が広大に広がっている場所をコンクリートで仕切り、海を殺した奴ら。
 自分の利権のことしか頭にないカネの亡者たち。
 国民の苦しみなど考えることもなく権力争いに明け暮れる政治屋たち。
 独善的で弱い者のことなど一顧だにできない愚かな知事。

 雷はいつか必ずやってくる。

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