2011年8月25日木曜日

忍び寄る放射能

 一昨日、サンマを食べた。

 ちょっと高かったが、思い切って大きなものを。
 見るからに美味しそうだった。

 試しに放射線量を測ってみて驚いた。
 なんと!0.22μSv/hもあった。

 今まで、これほど高い値が出たことはなかった。

 試しに先日、この辺りで摘んだ野草から作ったお茶を測定してみた。
 こちらは0.18μSv/hだった。
 これも通常の値よりも高い。

 さしあたり問題になるほどの高い値ではないが、明らかに放射線を感受していることは間違いないだろう。

 サンマは海から、野草は雨からだろうか。

 福島第一原子力発電所事故の影響が、このような数値で表れ始めていると言っていいだろう。

 たとえ微量だったとしても、浴びる必要のない放射線だ。
 放射線の人体への影響について、決定的な基準は確立されていない。

 安全とされる基準を決める時、その背後で必ず別の思惑が働いているからだ。

 したがって、あらゆる安全基準は信頼できないと言って構わないと思う。

 脂ののったサンマを食べる楽しみも東京電力に奪われたことになる。

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