今朝、ヒシクイの鳴き声を聞いた。
姿は確認していないが、間違いなくヒシクイの声だった。
来るべき時にやって来る、律儀とも言えるガンたちだが、今年は、その渡来を素直に喜べない。
ヒシクイなどのガンの仲間は、今は北海道に滞在しているが、寒さが厳しくなるとさらに南下し、関東北部から東北地方で越冬する。
福島県や茨城県にも有名な越冬地がある。
夜は川や湖で寝て、夜明けと共に稲の刈り取りを終えた水田などで餌を採る。水田の落ち穂や雑草などを食べていると言われる。
彼らの身体に放射能が蓄積し、内部被曝を引き起こすのは明白だ。
それが心配でならない。
小林一茶でなくても
「今日よりは日本の雁ぞ気をつけよ」と詠じたくなる。
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