台風15号、朝8時頃、根室半島東方沖を通過。
わが家の気圧計977hPa。
台風は速度を速めたため、一瞬で通り過ぎていったという感じだった。
さしたる被害は無かった。
昨日、「帰宅難民」のことについて、ちょっと書いた。
なぜ、会社は、社員をギリギリまで働かせるのか。鉄道が運休になることが予測される場合、十分に余裕をもって社員を帰宅させれば済むことなのだが。
まだまだ、日本の社会の「エコノミックアニマル(懐かしい!)」の体質は変わっていないことが、今回証明されたわけだ。
と考えていたら、今日、石原慎太郎東京都知事が、まるきり正反対のことを発言していた。
やっぱりね。
彼とは、とことん意見が合わないのであるね。(ああ、よかった!ホッ)
石原知事は記者会見で、「家庭の事情が許すなら、無理して帰宅せず、職場にとどまってほしい。企業も災害に備えた備蓄を、ある程度いつも用意しておくほうがいい」と呼び掛けた。(読売新聞)
それは、発想が逆じゃないかな?
非常事態への備えをすることは良いことだと思うが、社員を職場にとどめておくことを前提に対策するべきではない。
皆がもっと家庭を大切にして、危険な事態が起きそうな時には、なるべく早めに退社して家に帰るという原則を確立することが先ではないだろうか。
それをせず、職場にとどまることを真っ先に考えるところに、石原氏の個人を無視して全体を優先させる、化石のような頭から湧く発想がある。
さっさと引退して、金魚の世話でもしていればよいものを。
こんな人がリーダーでは、いつまで経っても日本は良くならないだろう。いや、危険ですらある。
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