2011年10月5日水曜日

山上での暗示



 昨日、ウトロで会議があったが、午前9時に峠の通行止めが解除された。
 峠の頂上から羅臼岳を見るとうっすらと雪化粧している様子が間近で見られた。

 まだ、ほんの少しの雪をまとっただけだが、さすがに凄味のある厳しさが感じられる。

 知床の冬は、このようにして近づいて来る。
 今日、山肌の雪はほとんど消えていた。

 これからしばらくは、季節が行きつ戻りつする日々が続く。

 日本がこれから向かう時代を暗示しているような風景であった。

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