2011年12月30日金曜日

どうする!どうする?

沖縄での防衛局<防衛省<日本政府<米国政府の横暴と真っ向から対峙して一歩も引かない人々、震災や津波そして原発事故のために避難している人々、われわれのように例年とほぼ変わりのない年末を迎えている多数の人々。
 様々な怒りや悲しみ、あるいは笑い、時には泣き笑いを載せて今年も暮れようとしている。

 今年の年末が今までと違っていることを多くの人々が感じているのではないだろうか。

 そして、今ある「穏やかで平安」(に見えるだけだなのだが)な暮らしが、決して今後も変わりなく保証されているものではないことに、気づき始めているのではないか。

 巨大地震や津波は、いつ我々を襲うかわからないし、不完全な技術で欠陥を隠蔽して建設され運転されている原子力発電所の安全性など絵に描いた餅に過ぎず、フクシマで起きた悲劇が我々にも起きないという保証はない。
 そして、何より不幸なことは、この国の政府は、全力を挙げて国民の命と暮らしを守ってくれる政府ではなく、国民よりも米国政府の鼻息を窺うことにそのすべてのエネルギーを注いでいることが、ここ数日間の辺野古新基地を巡る沖縄防衛局と沖縄県との間で繰り広げられた出来事で明らかになったことだろう。
 まあ、本当は、ずっと前からわかっていたのだけれど。

 もう、あと二十数時間で年があらたまる。

 今後、こんな政府の元で人生を送る不幸について、より多くの人に考えてもらいたい。
 そして、この状況を本当にどうにかしなくてはならない。
次の選挙で政権を取り返す気満々の自民党自身が、基地問題にしても原子力発電にしても、今のこのどうしようもない状態を生み出した張本人ではないか!

 この国の国民であり続けるなら、今後どう行動すべきか、一人一人が真剣に考えなければならない時かも知れない。

 そんなことを考えた年の瀬であった。

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