2012年1月4日水曜日

薪 あつめ

薪が足りなくなってきた
少し集めてくることにした






原野の片隅に小さな森がある

 倒れている樹たち
 枯れた枝
 薪になって暖めてくれる


「倒れた樹や枝、少しもらってもいい?」と心の中でつぶやく
「おお!持ってってくれ。少し多すぎて困っていたから」
そういう答えが返ってくる

 「もっと持ってっていいのに」
 「うん。また、来るさ」

 「じゃね。あがとう」


ストーブに入る大きさに切って出来上がり 


 森のくれた薪は暖かい
 暖かさは
 森のめぐみ
 夏の日の太陽を
 森がとっていてくれたから

 ただ ただ 感謝

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