怒りで、全身が震える。
とにかく腹立たしい。
これほどの腹立たしさを覚えたのは、久しぶりだ。
昨年12月28日早朝の4時頃、沖縄県庁の守衛室に、防衛省沖縄防衛局の職員とみられるアヤシゲな者たちによって、密かに運び込まれた名護市辺野古に滑走路を作るための環境影響評価書の一部。
途中で見つかり、全部を搬入しきれずに逃げ去ったのだ。
この事実一つとっても、防衛省が正々堂々と提出したものでないことは明白だ。
今日、沖縄県はこれを「正式に受理したもの」と判断した。
こんなばかげた話はない。
日米の政府は、何が何でも辺野古に海兵隊の基地を建設したいという「意志」から出発し、年内に評価書を提出することを至上命題として、スケジュールを立て、市民や有識者からの批判や反対をすべて無視した上で、「提出」を強行したのだ。
前防衛局長の田中某は、この計画を破廉恥にも強姦に例えて更迭された。
しかし、その後任の真部某は、田中の比喩を「夜這い」に変えて実行して見せた。
いずれにしても許されることではない。
この振る舞いは、日本の民主政治の歴史上、大きな汚点になるだろう。
こんな経緯で、沖縄県北部の美しい自然や豊かな生物相が、破壊されるとしたら、それは、地球の大きな財産が永遠に失われることを意味する。
日本中の、いや世界中の自然保護団体で、この暴挙に抗議しない団体があるとしたら、それらは「ニセ自然保護団体」と誹られても仕方ない。
自然保護に多くの資金を提供している企業も、この乱暴で野蛮な行為に抗議しないのであれば、「あなたの自然保護はポーズだけだった」と言われても申し開き出来ないだろう。
シーシェパードよ!
ジュゴンをはじめ、キミらの愛する海獣類た多く生息している海域なのだよ。
南氷洋で、日本の捕鯨船の邪魔をしているヒマがあるのなら、辺野古に来て米軍の妨害でもしてみてはどうだろう?
そうしたら、僕も、これからクジラ汁を食べる習慣を考え直してもいい。
この問題に関して、尊敬する目取真俊さんが冷静、かつ詳細にブログに書いているので参照して頂ければ幸いである。
http://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/168fdb6020c1c5485503ecac2170d915
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