2012年1月19日木曜日

流氷奇譚 その1

流氷が近づいているらしい。
 今年は、いろいろな人から流氷のウワサを聞く。

 網走に住んでいた頃は、台所の窓からオホーツク海が見えたので、毎朝、歯磨きをしながら流氷の様子を見ていた。

 同じ海辺ではあるが、今、暮らしている所は、海の見える窓はない。また、流氷が最初に訪れる海ではないから、少し物足りなく思う。

 流氷が来ているというウワサを聞くと、じっとしていられなくなるのは何故だろう?
 とにかく、近いうちに見て行ってこようと心に決めた、今日である。
 
「流氷の来る浜で暮らした者は、必ず流氷のそばに帰ってくる」と聞いたことがある。
 その話を聞いた時は「まさか」と思って、本気にしなかった。
 しかし、今の自分の心の揺れは、この言葉は、あながち嘘ではなかったのかも知れないと思うようになった。

2 件のコメント:

  1. 流氷!見てみたいんです~!!
    もし可能ならぜひ写真をお願いします。

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  2. berryowlさま:
    ハイ!見に行ったとき、挑戦してもようと思います。

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