2012年4月25日水曜日

電気は何に使われているか

「電力が不足する」というのは、どうしても同意できない。  たとえばパチンコ。  店内は異常に明るい。看板も派手だ。それ以上に玉を輸送したり弾いたりするのにも電力を使っているだろう。もちろん、パチンコ台はコンピュータで制御されているだろうから、それにも電力を使う。  人が集まるから当然冷暖房も必要だろう。  パチンコとは縁の無い僕が言うのもおこがましいかも知れないが、生命の維持や社会に欠くことの出来ない機械部品を作るために使われる電気と、必要性が同列に論じられていいものだろうか。  少なくとも、電力が不足するという「試算」や「予測」の中で、電気の使われ方の中身まで吟味されてはいないだろう。  古い話になるが、ある田舎の高校に勤務していたとき、その町に大規模なパチンコ屋が開店したことがあった。そのため、そこの町民の気持ちが一気に荒廃する様を見たことがある。  パチンコ屋の店内を金融業者が歩き回り、その場でお金を貸したり、貸したお金を取り立てたりしていたこともあったという。  パチンコも公認された娯楽で、健全に楽しんでいる人々も少なくないだろうが、のめり込む人々がいるのも事実なのである。 国民の幸福な生活なんて、選挙の時のお題目程度にしか考えていない今の政府は、電力が何に使われているかなどを気にするそぶりさえ見せず、ただひたすら産業界と(パチンコ業界も含む)と電力会社の幸福のみを追求しているというわけだ。

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