2012年7月17日火曜日

知床の川で遊び学ぶ

本年度最初の生態系学習Ⅰを実施した。羅臼町内の中学生を川に連れて行き、高校の先生方が川の中の生物について教える。
 高校から二人の理科教員が来てくれたので、僕と手分けしてプラナリアと魚類と水生昆虫について捕獲と観察を中心に授業をした。
 自然豊かなはずの羅臼の子どもたちだが、川とじっくり向き合う経験は少なかったようで、裸足になって川の中を歩くだけで、大騒ぎしていた。
 でも、それで学習の目的のほとんどは達成されたのだと思う。

 今日は、水温が高めで分裂中のプラナリアが観察されたり、カワゲラ、カゲロウ、トビケラ、ヤゴなどの水生昆虫が多数みつかったりした。
 魚はオショロコマをたくさん捕まえることできた。

 天候にも恵まれ、有意義な野外学習の機会となった。

2 件のコメント:

  1. 自然教室、いいですねえ!
    昨年9月に大自然を見せたくて知床に行きましたが、「何もなくてつまんない!トイザらスいきたい!!」と泣かれました。。。唯一ドライブ中にヒグマを見た時だけ興奮していましたが。
    4歳の息子にも受けさせたい授業です。

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  2. berryowlさま:
    知床の子どもたちも「地元には何も無い」と文句を言います。
    「無いものねだりより、有るもの探し」をして地元への理解を深めるのが環境教育だと聞いたことがあります。

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