2012年8月8日水曜日

骨を眺めて思うこと

折れて離れた骨と骨の間に
 白いぼんやりした霧のようなものが写っていた
 6月6日に折れた僕の鎖骨
 少しずつだが、確実に修復が始められている

60年以上も生きながらえてなお
 体細胞分裂を行い
 新しい組織を作ろうとしている
 自分の細胞を
 今日、たまらなく愛しく感じた

 生きている人の身体では、
 老若男女、貴賎貧富の別なく
 このような生命の営みが続いていることだろう
 生きるとは
 なんと奇跡的なことであろう

 生命への
 感動を畏敬を持つことを忘れ去っている
 政治家や官僚、大企業経営者は
 今一度このことを思い返すべきだ


 まあ、「もう手遅れ」という人々が続出することになることは間違いないだろうが。

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