2012年10月9日火曜日

日本の自然保護行政はやっぱりどこでも同じなのだろうか

 一昨日土曜日に目撃した野付半島核心部におけるモーターパラグライダーによる水鳥へのインパクトについて、休み明けの今日、関係各方面に電話で対策を要請した。  どこの役所も似たような対応で、 「話は一応聞いた。部内で検討して善処する。」というような回答だった。まさに暖簾に腕押し、糠に釘という感じで、全く手応えが感じられない。  要するに真剣に自然環境を保護する気概が全然感じられない。  こちらの姓名や所属を明らかにしているにもかかわらず、である。  「部内で検討して・・・」というのだから検討結果は、黙っていても教えてくれるものではないだろうか。だが、そのような気配は全く無い。放っておけば「聞きっぱなし」にするという気配だった。こちらから言い出さなければ、「聞きっぱなしてガス抜きしておけ」という態度に終わりかねない。  正直なところ、今回電話で連絡した部署は、日頃いろいろな事業で多少の協力をしている役所であり、顔見知りの職員もいる。そのような間柄でさえこの対応なのだから、驚く。 事を荒立てない、新しい問題にはなるべく関わらないというお役所的な根性ムキ出しである。  自然環境を守りたいというパトスは全然伝わってこない。  役所がこのような対応をしているうちに現場の自然環境は、ますます荒れて、気が付けば取り返しのつかない事態になっているかもしれないのだ。 この問題に関しては、新たな動きがあるごとに小ブログを通して皆さんにお知らせしたいと考えている。  小さな小さなブログのつぶやきでゴマメの歯ぎしりにも達しないかもしれないが、野付半島を目指して飛んでくる渡り鳥たちがいる限り、スジは通させてもらおう。

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