2012年12月20日木曜日

極寒の朝

 今朝は氷点下二桁になった。  ここまで来てやっと冬が本気になったようだ。  屋外にあるあらゆる突起に氷の華が咲き、朝日を四散させていた。  原野は、無数の光の粒が降り積もったような風景になっていた。  氷点下10℃以下になると空気中に素手を露出させているだけで指先の感覚が麻痺してくる。  手袋は 「冷たいから」という理由ではなく 「素手のままでは危険だから」という理由で装着しなければならない。 場合によっては耳も凍傷の危険にさらされる。  人に媚びず  敵意をむき出してする自然と向き合って生きている。  密かにそれに満足を覚えている。  そして、東の空を美しいバラ色に染める夜明けの光や  原野一面にちりばめられた光の粒の美しさは  危険な凶暴さから身を護って楽しめという  メッセージかも知れない。 共存せよという  自然からのメッセージ

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