2013年1月11日金曜日

経済のことはサッパリわからないが

 政権が交代してから突然円の為替レートが安くなり、株価が上がった。  安倍政権は今後、日本経済を「成長」させるための政策を次々に打ち出している。それに応じるかのように、いろいろな経済指標が上昇し、一見景気が回復の兆しを見せたかのように見える。  しかし、どうしてもそれがホンモノに感じられないのは偏見なのだろうか。  経済学者や評論家からは日銀の金融緩和推進や2%の物価上昇を目指す政策を進める事への危惧が指摘されている。  デフレのように経済活動が停滞したまま物価だけが上昇する現象をスタグフレーションと言うそうだ。  大企業各社が過去最大の内部留保をもったまま、労働者の賃金を限りなく圧縮し、国民同士が羨む相手の給料を下げさせようとする足の引っ張り合いをしている現状をさらに強めるのであれば、物価は上がり収入は伸びないという状況は簡単に生まれるだろう。  現に円が安くなった影響で、石油製品は値上がりする傾向にある。  輸入品は高くなるのだ。  あっ!そうなると輸入ウイスキーも値上がりすることになるナ。わっわっわっわっ!大変だ。

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