2013年3月22日金曜日

コソコソと逃げ回る惨めな政府など要らない

 今日から選抜高校野球が始まった。全国の人々は地元から出場した高校のチームに注目してニュースを見守ったことだろう。そして大相撲春場所では、横綱白鳳が優勝を決めるかも知れないという日でもあった。相撲ファンの関心は、中継に集中しているだろう。そして年度末の金曜日だ。職場の送別会などで夜の巷は賑わうだろう。アメリカ軍普天間基地の移転に関してこっそりと新たな動きに出るのにこれほど相応しい日はない。国民の目から隠れてコッソリと何かをするのには絶好だ。  というわけだなのだろう。今日、沖縄防衛局から沖縄県に対して辺野古の埋め立て許可申請が提出された。  辺野古新基地建設のために埋め立てられる海域の自然やその貴重さについて、ここではクドクドと書かない。沖縄県の全ての自治体がこの新基地に反対していることについてもあらためて触れなくて良いと思う。  とにかく書きたいのはその姑息さ、卑劣さ、情けなさ、卑怯さエテセトラだ。自民党という政党の本性で、安倍首相のどうやっても消しがたいキャラクターなのであろうが、こんな稚拙な目くらましに騙されている日本国民も悪い。幼稚過ぎる。お人好し過ぎる。愚かで単純とした思えない。  なるべく目立たないようにこっそりとしか出来ないのは、それだけ厳しい批判と反対があるからだろう。正当な批判にまともに答えられないからコソコソと動くことしか出来なかったのだろう。  米国の大統領と約束してきたからどうしてもそれを守らねばならなかったのだろう。  とにかく、沖縄県民の怒りと悲しみに耳を貸さず、願いを踏みにじり、国民の平和に暮らす権利を奪い、ジュゴンの住む海を埋め立て豊かな生物が暮らす森を焼き払ってもアメリカに尻尾を振り続けるこの政府を断じて許すことは出来ない。

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