2013年4月10日水曜日

愛は命令できると思い込んでいる安倍政権の大間違い

 今日のニュースによると衆議院予算委員会は、教育をテーマに集中審議を行い、安倍総理大臣は、教科書検定の基準について、「愛国心、郷土愛を書いた、改正教育基本法の精神が生かされていない」と述べ、見直しを検討していく考えを示した。 下村文部科学大臣は「日本に生まれてよかったと思ってもらうような歴史認識を教科書に書き込むことは必要で、今後、教科書検定の現状と課題を整理し、見直しを検討していきたい」と述べた。  「愛する」という心の働きは、教科書に載せ、学校の授業で教えなければ、持てないならないものらしい。教科書に載せ、学校で教えて、初めて身に付く歴史認識とは何か。裏返せばありのままの歴史を教えることがどれほど彼らにとって不都合なことかを物語っているわけだ。  よし。わかった。トコトン日本を愛せる子どもたちを育てようじゃないか。そして、愛する祖国が、一部の無法者によっていかに血塗られた歴史をたどらされたかをはっきりと知らせてやろう。  卒業式や入学式の「『国歌』斉唱」で、口を開いているか、声を出しているかを厳しく点検する必要があるほど愛されることへの自信を失った支配者を叩き出してやろうじゃないか。  現在のような首相を選び、政権の生命を長らえさせていることこそ恥辱だ。「日本に生まれてよかった」と思うためには、まず最初に、原発にしがみつき沖縄を切り捨て、弱者をいじめ抜いている政府を打ち倒さなければならない。  皆が目を覚まし、このような気持ちになれたら、「日本に生まれて良かった」と感じるだろう。

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