2013年4月9日火曜日

突然現れた幻の沼・・・水鳥たちの王国

 土曜日からの雨と暖気で根釧原野の雪が一気に融けた。全ての水は川に集まる。わが家の裏には西別川が流れている。河口まで800メートル程度だ。  大袈裟に言えば根釧原野の水の大部分が流れている。昨日になって水嵩が一気に増えた。めったに冠水しない牧草地も広い広い沼になった。  渡りの途中の水鳥たちがあちこちに舞い降りて嬉しそうに翼を休めている。  今朝、確認しただけだが以下のような種類が観察できた。 マガモ、ヒドリガモ、コガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、オカヨシガモ、シマアジ、ヨシガモ、キンクロハジロ、オオハクチョウ。  時間をかけてゆっくり探せばもっと別の種類が見つかるだろう。  夜になっても、闇の中からカモたちの鳴き声が賑やかに聞こえてくる。  突然出現した水鳥たちの一大帝国。やがて水が引けば消えていくことだろう。  唐突に現れ、繁栄を極めた後にいつの間にか消え去る。  ウーム、何かに似ている。

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